2026.08.21 AIライター

「どう説明すれば売れますか?」その前に、自分が本当にいいと思えるものを勧めよう

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「どう説明すれば売れますか?」の前に、自分が本当にいいと思えるものを勧めるというセールスの大前提

「自己紹介ページって、どうやったら売れるんですか?」

「クライアントや見込み客に、どう説明すればいいですか?」

「Ikelabo Skillsの良さを、どう伝えればいいですか?」

AIライターから、こんな質問をもらいました。

どれも、すごく大切な質問です。

でも僕は、説明文やセールストークを考える前に、一つ確かめてほしいことがあります。

「あなた自身は、それを本当にいいと思っていますか?」

しかも、誰かから聞いた説明ではなく、自分の体験を使って答えられるでしょうか。

自分が本当にいいと思っているものを、人に勧める。

これが、マーケティングやセールスの大前提です。

もっと身近な言葉で言えば、友人や知人、家族が困っていて、その人に合うと思ったとき、「これは一度知ってほしい」と提案できるかどうかです。

もちろん、人間関係を使って無理に売るという意味ではありません。

大切な人だからこそ、合わないものは勧めない。

合うと心から思えたときだけ、選択肢としてきちんと伝える。

僕は、この姿勢がそもそもないなら、ビジネスをやったらあかんと思うんですよね。

人から「これはいい」と言われたからという理由だけで、自分が本当にいいと思っていないものを提案する。

それは、やっぱり間違っています。

この記事では、商品そのものを強くする方法ではなく、提案する側が自分の実感と「この人に合うか」という判断を持つ方法に絞ってお話しします。

商品そのものを見直す順番については、こちらの記事で詳しく書いています。

実例・関連記事マーケティングの前に見直したい「商品力」良い商品を広めながら、伝える力と市場を見る力を育てる考え方を紹介します別窓で開く ↗

僕の言葉を覚えるだけでは、営業はしんどくなる

たとえば、説明を借りたまま提案すると、こんな場面が起こります。

僕が「自己紹介ページは、こんなところがいいですよ」と話す。 AIライターがその言葉を覚え、次の人へそのまま伝える。

これだけでは、伝言ゲームになってしまいます。

見込み客から少し深く質問されたとき、答えが出てきません。

「あなたは、どう使っているんですか?」

「実際に使った人は、どうなりましたか?」

「うちにも本当に合いますか?」

説明を借りているだけだと、この質問が怖くなります。

断られないように言葉を足し、良いところばかりを並べ、気づけば売り込みになってしまう。

それでは、営業がしんどくなるのも当然です。

借りた言葉で売る状態と自分の実感で提案する状態の違い
借りた言葉で売る状態と自分の実感で提案する状態の違い

反対に、たとえば自分で使い、確認した事実があるなら、話は変わります。

「私自身は、こういう目的で使っています」

「私の場合は、ホームページをこう運用して、SNSではこう使っています」

「私が支援した方は、こんな使い方をしています」

「ここは便利でしたが、ここは少し手間がかかりました」

自分の中に場面があるから、質問に合わせて話せます。

言葉を覚えているのではなく、見たこと、やったこと、感じたことを話しているからです。

自分の利用、支援、利用者の声、周辺リサーチから提案の言葉を育てる4つの実体験
自分の利用、支援、利用者の声、周辺リサーチから提案の言葉を育てる4つの実体験

セールスは、売り込むことではない

僕は、セールスを「相手を言いくるめること」だとは思っていません。

困っている人がいる。

自分が知っている商品やサービスを使えば、その人の困りごとが軽くなるかもしれない。

だったら、その選択肢をきちんと伝える。

僕にとってのセールスは、その人を助けるための提案です。

「これを使えば、この人は前へ進める」

「このまま知らずにいるのは、もったいない」

そこまで心の底から思えるほど、商品を知っているかどうか。

ここが大切です。

ただし、自分が好きだからといって、誰にでも合うわけではありません。

自分の確信と、相手に合うかどうかは、分けて考えます。

良いところも、向いていないところも伝えたうえで、相手が選べるようにする。

それができると、売り込みではなく相談になります。

商品を知り、相手の困りごとを聞き、合うかを一緒に考えると売り込みが相談へ変わる流れ
商品を知り、相手の困りごとを聞き、合うかを一緒に考えると売り込みが相談へ変わる流れ

自分で使えるものは、まず使い込む

自己紹介ページを提案したいなら、最初に自分の自己紹介ページを作ってください。

作って終わりではありません。

ブログから自己紹介ページへ戻れるようにする。

SNSで記事を紹介し、クリックなど測れる反応を見る。

本人へ、どこが印象に残ったかを聞く。

仕事が変わったら、ページの内容も直す。

知人へ見せて、「どんな人か伝わったか」「何を頼めると思ったか」を聞く。

そこまで使って、初めて分かることがあります。

文章を作るときに迷ったこと。

自分では当たり前だと思っていた経験に、相手がどんな反応をするか。

SNSだけでは伝えきれなかった背景を、一つのページに置ける安心感。

逆に、一度作っただけでは、なかなか見てもらえないこと。

こうした実感が、提案するときの言葉になります。

自分で実際に使ってみる。

使っている人の声を、良いことも合わなかったこともしっかり聞く。

その二つを重ねながら、自分自身が「これは本当にいい」と心から思えるところまで理解する。

ここを飛ばして、うまい説明だけを作っても、言葉の中に確信は生まれません。

ただし、すべての商品を自分で利用できるとは限りません。

自分が対象者ではないBtoBサービスや専門サービスなら、無理に利用者のふりをしないことです。

支援の現場へ入り、実際の利用者がどこで迷い、何を良いと感じ、どんな条件では合わなかったのかを聞きます。

大切なのは、「自分で使った」と言うことではありません。

自分が確認した事実から、正直に説明できる状態を作ることです。

自己紹介ページを作り、ブログとSNSで使い、反応を聞いて改善する運用の流れ
自己紹介ページを作り、ブログとSNSで使い、反応を聞いて改善する運用の流れ

僕自身の自己紹介ページにも、今の仕事だけでなく、考えていることやこれまでの背景をまとめています。

初めて僕を知った人が、必要なときに読める場所として置いています。

実例・自己紹介ページ池田美清の自己紹介を見る仕事、これまでの背景、現在の活動をまとめたページが開きます別窓で開く ↗

Ikelabo Skillsも、まず自分の仕事で使ってみる

Ikelabo Skillsの良さを伝えたい場合も同じです。

機能一覧を覚える前に、一つの仕事で使ってみてください。

自分のブログを書く。

図解を作る。

note向けに整える。

記事をInstagram、X、Threads、Facebookなどへ届け直す。

自分のホームページを直す。

一つを実際にやると、便利だったところだけではなく、準備が必要なことも見えてきます。

材料が曖昧なら、良い記事にはなりません。

写真や名前、数字、本人の言葉は、確認が必要です。

AIが作ったものを、そのまま無確認で公開する道具でもありません。

このような手間まで知っている人の説明は、信頼できます。

「何でも自動でできます」ではなく、こう伝えられるからです。

「ここまでは任せられます。 ここは一緒に確認します」

Ikelabo Skillsを自分で使い、公開し、人を支援し、良かった点と手間を記録する実践の循環
Ikelabo Skillsを自分で使い、公開し、人を支援し、良かった点と手間を記録する実践の循環

Ikelabo Skillsでできることは、公開ガイドにまとめています。

ただ、提案するときに大切なのは、一覧を全部覚えることではありません。

自分が使った一つを、具体的に話せることです。

実例・Ikelabo SkillsIkelabo Skillsでできることを見るブログ、図解、SNS、自己紹介ページなど、現在使える機能の一覧が開きます別窓で開く ↗

提案した人を、使ったあとまで支える

自分で使った次は、提案した人の利用を支えてください。

作るところだけではなく、使うところまで一緒に見ます。

どこで迷ったのか。

何を見せたときに反応があったのか。

どの説明では伝わらなかったのか。

公開後、本人はどう使ったのか。

ここで得た気づきは、次の提案を良くします。

ただし、支援した人の感想や成果を、確認なしで事例にしてはいけません。

事例にするときは、実際に起きたことと掲載方法を本人に確かめます。

自分の体験だけでは分からないことは、利用者へ聞きます。

うまくいった人だけではなく、途中で止まった人や、合わなかった人の話も大切です。

その違いを知るほど、「どんな人に合うのか」を正直に話せるようになります。

利用者の声だけでなく、周辺も調べる

自分の体験と利用者の声に加えて、周辺のリサーチもします。

同じ困りごとを解決する別の方法は何か。

ほかの人は、どんな使い方をしているか。

どんな条件では、不向きだったのか。

ここまで調べると、自分の商品だけを見て「これが一番です」と思い込まずに済みます。

別の方法の方が合う人には、そちらを案内できます。

リサーチは、売る理由を増やすためだけにするのではありません。

売らない理由も含めて、相手に合う選択肢を知るためにします。

機能ではなく、その人に起きる変化まで知る

商品を理解するときは、三つを分けると分かりやすくなります。

一つ目は、何ができるのか。

二つ目は、それによって何が楽になるのか。

三つ目は、その人の仕事や発信がどう変わる可能性があるのか。

例えば、自己紹介ページなら、「インタビュー内容を一つのページに整理できる」が機能です。

「毎回、最初から自分のことを説明しなくても、背景を読んでもらえる」が使う人にとっての良さです。

「紹介された人が、会う前に人柄や仕事を知る材料を持てる」が、その先の変化です。

必ず信頼される、必ず仕事になるという意味ではありません。

でも、相手が何を判断しやすくなるのかまでは、具体的に考えられます。

機能、使う人にとっての良さ、その先に起きる変化を自己紹介ページの例で整理
機能、使う人にとっての良さ、その先に起きる変化を自己紹介ページの例で整理

専門用語で「メリット」「ベネフィット」と覚える必要はありません。

「何ができるのか」

「何が楽になるのか」

「その人に、どんな良い変化がありそうか」

この三つを、自分が見た場面と一緒に話せれば十分です。

デメリットと、売らない相手も知っておく

良いところを知るのと同じくらい、向いていないことを知るのも大切です。

自己紹介ページは、その人の背景や仕事を知ってもらう入口にはなります。

でも、今すぐ一つの商品だけを申し込んでもらうためのLPとは、役割が違います。

本人が話せる事実や経験がほとんどない状態では、内容を深くするのも難しくなります。

公開したくない範囲が整理できていないなら、先にそこを一緒に決める必要があります。

Ikelabo Skillsも、材料がないところから本当の体験談を作ることはできません。

本人確認なしで、何でも自動公開したい人には向きません。

AIの出力を一度も見直したくない人にも、無理に勧めない方がいいと思います。

「こういう人には合う」

「こういう目的には合わない」

「今回は別の方法の方がいい」

ここまで言えると、断ることが怖くなくなります。

僕は、売らない判断ができる人の方が、必要なときに信頼して相談してもらいやすいと思っています。

合う目的と合わない目的を確かめ、無理に売らない判断まで含めた適合チェック
合う目的と合わない目的を確かめ、無理に売らない判断まで含めた適合チェック

クライアントには、この5つを自分の事実で話す

では、実際にどう説明すればよいのか。

難しい台本は必要ありません。

次の五つを、自分の確認済みの事実へ置き換えて話します。

  1. 私は、これを何のために使っているか
  2. 実際に使って、何が良かったか
  3. 私が支援した人は、どんな使い方をしているか
  4. どんな目的や人には向いていないか
  5. 目の前の人なら、最初に何から試すとよいか

以下は、完成したセールストークではありません。

空欄を、自分が確認した事実で埋めるための記入例です。

支援した人の話を入れるときは、本人に事実と掲載方法を確認してください。

自己紹介ページなら、こんな形です。

私は、自己紹介ページを[自分が使っている目的]のために使っています。 実際に使って分かったのは、[自分が確認した良かった点]です。 私が支援した方は、[本人に確認した使い方や反応]という使い方をしています。 一方で、[不向きな目的や条件]には向いていません。 今のお話なら、まず[小さく試せる一歩]から始めるのが良いと思います。

Ikelabo Skillsなら、こんな形です。

私は、Ikelabo Skillsを[自分が使っている目的]のために使っています。 実際に使って分かったのは、[自分が確認した良かった点]です。 私が支援した方は、[本人に確認した使い方や反応]という使い方をしています。 一方で、[不向きな目的や条件]には向いていません。 今のお話なら、まず[小さく試せる一歩]から始めるのが良いと思います。

これは、そのまま暗記するセールストークではありません。

自分が本当にやったことへ置き換えるための型です。

自分の使い方、良かった点、支援例、不向きな点、最初の一歩の5文で提案する説明の型
自分の使い方、良かった点、支援例、不向きな点、最初の一歩の5文で提案する説明の型

ここから始める、5つの実践

全部を一度に学ばなくても大丈夫です。

まず、次の五つをやってみてください。

  1. 提案したい商品やサービスを一つ選ぶ
  2. 自分の仕事や発信で、実際に一度使う
  3. 良かった点を三つ、困った点を一つ書く
  4. 一人の利用や運用を支え、話を聞き、周辺の方法も調べる
  5. 合う人と合わない人を、自分の言葉で書く

ここまでできると、「どう説明すれば売れますか?」という質問が少し変わります。

「この人には、どの使い方が合うだろう?」

「今は売らない方が、この人のためではないか?」

「まず何を小さく試せば、本人が判断できるだろう?」

考えることが、売る言葉から、相手を助ける方法へ変わります。

説明が上手だから、セールスが楽になるのではありません。

自分で使い、支援し、良いところも悪いところも知っているから、無理に売らなくてよくなる。

その状態まで商品を知ると、セールスはめちゃくちゃ簡単になります。

そして、楽しくなります。

今日やることは、一つで大丈夫です。

提案したいものを一つ選び、実際に使って、「良かった点」「困った点」「向いていない人」の三つをメモしてください。

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